胎盤を使った医薬品

胎盤を使った医薬品

胎盤が体にいいことは良く知られています。漢方の世界では古来よりこの胎盤が用いられてきています。

 

生薬名は紫河車(しかしゃ)と言います。女性が妊娠した時の子宮の壁にできる胎盤の栄養を供給減としています。胎児が育っていくのに必要な栄養がすべて含まれているので、完璧な栄養素を含んでいるといっても過言ではありません。

 

漢方では、婦人病である更年期障害の治療薬として用いられてきました。この胎盤に注目した学者がいました。終戦後の栄養不足の時期に胎盤の持つ貴重な栄養成分に注目しました。

 

胎盤を集めて煮詰めてみたり、日々研究に没頭し、結果、胎盤の柔毛組織のタンパク質には、必須アミノ酸が自然の形で吸収しやすく含まれていることがわかりました。その発見が今日まで引き継がれて、今ではプラセンタエキスとして製法が確立されるようになりました。

 

栄養ドリンクにも胎盤の成分が配合されるものが発売され始めました。胎盤の効き目を実感するには最適なものです。効能は精力減退・四十肩・腰痛・冷え性・疲労回復などがあります。

 

しかし唯一の欠点としては、人間の胎盤が原材料となっているために、それほどの大量生産に材料の供給が追い付くことができないことです。人間の成分が原材料となる医薬品はこれだけではありません。血栓を溶かす働きがある成分は、もともと人間に美用から作られています。そのほかにも尿素クリームなどに配合される、尿素ももちろん尿から作られています。

 

人間の体にはまだまだ解明されていないものが多いのです。



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